集団の恐怖・差別の烙印 - ウルトラマンが問いかけた社会の闇

黒いスモッグに包まれる工場

差別への怒り・環境問題をテーマとして、当時は社会問題にまで発展、物議を醸した作品をご紹介します。


空想特撮シリーズ
『帰ってきたウルトラマン』
Return Of Ultraman(Ultraman Jack)
第33話

「怪獣使いと少年」帰ってきたウルトラマン
「怪獣使いと少年」

1971年11月19日放送 視聴率24.0%



『帰ってきたウルトラマン』は、1971年4月2日から1972年3月31日まで、毎週金曜の19時~19時半にTBS系列で全51話が放送されました。

円谷プロ・ウルトラマンシリーズ第4作目です。



イントロダクション

差別や、未知なるものへの人の恐怖心、恐怖故に生まれる攻撃性、集団心理の恐ろしさを描いたエピソード。 本作は、当時の日本社会が抱えていた、様々な社会問題を痛烈に批判する内容でした。

放送終了後はTBS上層部で問題視されたことから、監督を務めた東條昭平氏は助監督へ降格。本作品での監督作品はこれが第一作目であり、またこの1本のみとなりました。
さらにウルトラQ(ウルトラマンの原型)時代から脚本を担当していた上原正三氏も、最終回まで干されてしまうという事態に。

しかし、このエピソードこそが最高傑作だというファンも多く、未だ意見は真っ二つに分かれています。

では一体どこに問題があったのでしょう?一緒に物語を見ていきましょう。


空想特撮シリーズ『帰ってきたウルトラマン』Return Of Ultraman(Ultraman Jack)



ストーリーの設定

佐久間 良(さくま りょう):
バラック小屋に住む、謎の多い少年。毎日土を掘り返し、周囲から奇異の目で見られている。

メイツ星人:
第12星雲メイツ星から地球の風土気候を調査するためにやってきた友好的な宇宙人。 身長2.1メートル、体重68キロ。

地球人の姿になって「金山 十郎(かなやま じゅうろう)」という偽名を使い、母は病死、父は失踪し天涯孤独となっていた佐久間少年と暮らす。ふたりには親子のような絆が生まれていた。

武器は念力で、ムルチという巨大な怪獣を地中に封印し、自らの宇宙船も地中に埋めていた。


巨大魚怪獣ムルチ - 怪獣使いと少年(帰ってきたウルトラマン33話) 帰ってきたウルトラマン Ultraman Jack

巨大魚怪獣ムルチ


帰ってきたウルトラマン(ウルトラマンジャック):
団 次郎(だん じろう。のち時朗に改名)さん演じる本作品の主人公、郷 秀樹(ごう ひでき)が変身する。郷はもとはレーサー志望の、町工場で働いていた平凡な一市民。そしてハッキリ言って(言わなくても)イケメン。見た目と芸名・歌声にギャップがある。

団次郎(時朗)Jiro Dan 帰ってきたウルトラマン Ultraman Jack

※団さんは2023年3月22日に肺がんのため、74歳でお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りいたします。

物語の舞台となる河川敷や市街地は、恐らく川崎周辺のイメージ。



本編


. 嵐の中で

ある嵐の夜のシーン。
「助けてくれー!父ちゃーん!」
と、叫びながら逃げている少年・佐久間 良(以後、リョウ)は、「ムルチ」という怪獣に追いかけられ、恐怖のあまり気絶してしまいます。

ムルチ:
「巨大魚怪獣」という肩書を持つ。環境汚染による突然変異で生まれた怪獣。鮭の成魚のように口吻が湾曲しており、一説には水質汚染で変異した鮭の写真がモチーフとされる。


すると謎の男が現れ、怪獣を地底深くに封印する-


嵐の中で(10秒)



. 凄惨ないじめ

数日後。 廃墟のようなバラック小屋に住んでいるリョウは孤児で、毎日、瓦の土を掘る作業を繰り返していました。

その奇異な行動から、周囲から 「あいつは宇宙人ではないか?」 と噂されるようになります。

ウルトラマンの世界観として、”この世は、常に怪獣や宇宙人の脅威に晒されている” という設定があります。

「宇宙人の子供」という根拠のない噂が立ち、不良少年らの凄惨で卑劣ないじめにあいます。 不良たちはリョウを捕まえ、リョウが掘った穴に埋め、さらにその上から泥水をかけるという、残忍な行為を行いました。


不良たちは少年を捕まえ、少年が掘った穴に埋め、さらにその上から泥水をかけるという、残忍な行為を行いました。


その上、自転車で頭を引こうとしたところに、主人公、MATの郷隊員が偶然通りかかり、止めに入ります。
「なんて酷いことをするんだ!」
と注意すると、3人は、 「あいつは宇宙人だから倒してくれ」 と、頼んできました。

郷は呆れ、家に帰るように促します。

が、しかし。翌日またリョウのもとに、例の不良たちが現れ、リョウが食べていた、なけなしのお粥を取り上げると、そのまま地面にぶちまけ、下駄でそれを踏みつけました。

すると奥から、 「いい加減にしやがれ!!」 と、激怒した叫び声が飛びます。

初めてその声を聞いた3人の子供たちは怖くなり、すぐさま逃げ出します。 が、懲りずにしつこくリョウを困らせようと、連れてきた野良犬を家に放り込む嫌がらせをします。

しかし犬は、同居していた謎の老人の力によって、木っ端みじんに吹き飛んでしまいました。(ちょっとワンちゃんはかわいそうですね…(^_^;))


  • MAT: "Monster Attack Team"(怪獣攻撃隊)の略。基地は東京湾の底にある。


MAT: "Monster Attack Team"(怪獣攻撃隊)の略。

MAT | 雪のミサキ #pixiv https://www.pixiv.net/artworks/87597602



. 少年の出自

その後、郷は調査によって、リョウの出身は北海道、父親は就職目的で東京へ上京するも失踪、 母親はすでに病気で亡くなっていることを突き止めます。

郷の上司、隊長の伊吹は-

「良くんはあの廃墟の中に父親に似た愛のぬくもりを発見したのではないだろうか。
もしその父が宇宙人で、そのために良君が宇宙人呼ばわりされ乱暴されて、情愛の絆を断たねばならないとしたら、それは絶対に許されぬ。
日本人は美しい花を作る手を持ちながら、一旦その手に刃を握るとどんな残忍極まりない行為をすることか。」

とリョウを慮り、人の本質を語ります。

郷は陰ながら、リョウを見守ることに決めました。


少年の出自(33秒)



. "ウチはパン屋"

数日後。 雨の降る中、リョウは壊れた傘で商店街にパンを買いに行きます。 周りは白い目で、噂しています。

店では店員さんから、
「後で色々言われるのが嫌なんだよ。悪いけど、よそへ行っておくれ。」
と言われ、ここでも宇宙人ではないかという理由で差別を受けます。

しかし、様子を見ていた水前寺清子似のパン屋の娘が、改めて彼にパンを売ろうと後を追いかけてきます。

水前寺清子:
愛称は『チータ』。(チーターではない)
『365歩のマーチ』の大ヒット、TBS系ドラマ『ありがとう』ではヒロインを演じ、国民的スターに。
『NHK紅白歌合戦』には1965年から86年まで22回連続出場、司会も4度務めた。
水前寺清子、石坂浩二、井上順


リョウは初め、
「同情されるくらいなら、いらない。」
と、強がります。 ですが、パン屋の娘は 「同情なんてしてないわ。うちはパン屋だからパンを売るだけよ。はい、120円。」 と微笑みます。

リョウは初めて笑顔を見せ、お礼を告げて去りました。 (この話で唯一の、心安らげるエピソードです。)


リョウ少年とパン屋の娘


「だってウチ、パン屋だもん。だからパンを売るだけ。」
(2分23秒)
当たり前のようで深いこの言葉。これが何より、リョウ少年を傷付けない優しい言葉だったのかもしれませんね。
「食パンください!」がかわいいです笑


. 金山と少年

廃墟へ帰ると郷が来ており、心配してここから出て行くよう、促します。リョウは気が動転するも、同居人の老人に慰められ、落ち着きを取り戻します。

この老人は金山(かなやま)、と名乗っていましたが、実際はメイツ星人という宇宙人であり、郷には正体を明かしていました。

リョウと金山の出会いは、金山がメイツ星人として地球の気候風土の調査中、怪獣に襲われているリョウをたまたま見つけ、念力を使って怪獣を封印したのがきっかけでした。(冒頭のシーン)

寒さと飢えに苦しむ人間の子供を哀れに思い、保護したと言います。

その後人間に変身し、河川敷の廃墟でともに暮らし始めると、親子愛にも似た絆が芽生え、金山となったメイツ星人も、このまま地球で暮らすのもよい、と考えるようになりました。

しかし、環境汚染が原因で、汚れた地球の大気に身体を蝕まれ、徐々に金山の体は弱り始めていきます。


金山(メイツ星人)- 帰ってきたウルトラマン33話「怪獣使いと少年」


「このままここにいれば命がなくなる。」

そう考え、埋めていた宇宙船を探そうとしますが、衰弱しきった体では、それも困難となっていました。

そこで代わりにリョウが土を掘り起こし、宇宙船を探そうとしていたのでした。 ですがなかなか見つけられず、河原は穴だらけになっていました。

その話を聞いた郷は、宇宙船探しを手伝うことにします。

一緒に土を掘り返す中、リョウの父親について質問しますが、 「父親なんかいらない。地球は今に人間の住めない星になるから、宇宙船が見つかったらおじさんと一緒にメイツ星に行くよ。」 とリョウは返答し、郷は複雑な表情を浮かべます。



. 暴徒と化した群衆

しかしそんなある日、町の男たちや警察官がぞろぞろと現れ周囲を囲み、
「いつまでも宇宙人を倒さないなら、自分たちで始末する!」
と、リョウを引きずり出し、捕まえようとします。

するとその悲鳴を聞いた金山が現れ、
「待ってくれ!宇宙人は私だ。その子は私を守ってくれていただけだ。宇宙人じゃないその子を自由にしてやってくれ!」
と男たちに懇願します。

突然のことで一瞬静まり返り、リョウを解放する男たちでしたが、 今度は
「宇宙人を放っておくわけにはいかない!」
と、大混乱に陥ります。

そして警察が2発の弾丸を放つと、金山に命中してしまいます。

金山はそのまま倒れこみ、しばらくのち息絶えました。

リョウは涙を流しつつ、金山の血まみれの手をじっと握っています。


金山の手を握り涙を流す良


暴徒と化した群衆(16秒)


その場に居合わせ、金山を救えなかった郷も地面に拳を叩きつけ、全身から怒りと悔しさを滲ませました。



. 人間のエゴ

メイツ星人である金山が亡くなったことで、地中に閉じ込めていた念力の封印が解け、”巨大魚怪獣ムルチ”が復活してしまいます。

逃げ惑う人々。

無力な少年を集団で暴行した暴徒たちは、今度は怪獣を倒してくれとばかり、その場にいた郷に
「なんとかしろ!」
と喚き散らします。

しかし、平凡な一市民であった郷は、
「何て身勝手な。怪獣を呼び覚ましたのはあんたたちじゃないか。まるで、怪獣に金山さんの怒りが乗り移ったかのようだ。」
と、人間に絶望してしまいました。

『帰ってきたウルトラマン』は、それまでのウルトラシリーズと違い、人間としての意思が色濃く反映されます。

人々を見捨て変身することなく、その場で立ち尽くす郷。

ムルチは人間たちに制裁を加えるかのように、口から火を放ち街を焼き尽くしてしまいました…。


人間のエゴ(25秒)



. 星の約束 - 孤独と別れ

郷は、誰もいなくなった河川敷でひとり、破壊された街を見つめ、座り込んでいました。が、(なぜか?)托鉢姿の伊吹隊長に促され、何かを決意し走り出し、とうとうウルトラマンに変身します。

大雨の中激闘の末(雨は撮影日の偶然。後日談)、スペシウム光線によってムルチは息絶えました。


帰ってきたウルトラマン・スペシウム光線


星の約束 - 孤独と別れ(43秒)/MATのテーマ(ワンダバダバ~)



雨が上がり、リョウの元へ行くと、 「おじさんは死んだんじゃない、帰ったんだ。だから自分も宇宙船でメイツ星に行くから、おじさん、その時は迎えに来て。」 と言い、再び穴を掘り始めます。

一体いつまで掘り続けるんだ、という冷ややかな周囲の問いに、 「宇宙船を見つけるまで止めないだろう。彼は地球に別れを告げたいんだ。」 と郷は言い、黙ってリョウの背中を眺めるのでした…。



おわりに:

ヒーローであるウルトラマンが、人類を見捨てるという衝撃的な回。

友好的な宇宙人・メイツ星人は、最後は自ら正体を告白し、暴徒に加わっていた警官に射殺されてしまいます。
宇宙人であるとの憶測だけで敵視され、暴徒化した市民に捕まったリョウを救うためでした。

本話の内容は関東大震災の際に起きた朝鮮人の虐殺がヒントになっており、脚本を執筆した上原正三氏は同じく迫害を受けていた琉球人として
「他人事と思えなかった」
と、述べています。

また、「金山」という姓は在日コリアンに多いものから決定し、リョウは北海道江差のアイヌ出身という裏設定があったことを、後述しています。

監督を務めた東條昭平氏も、 「脚本から、返還前における沖縄の人々の心情がひしひしと伝わり、それを大切にしようと思った。」 と語っています。

沖縄返還協定:
放送当時の1971年(昭和46年)は、沖縄返還協定の調印が行われ(6/17)、その後国会で批准され(11/24)た時代です。 翌年5月15日に協定が発効され、アメリカによる沖縄統治が終了し、沖縄の施政権が日本に返還されました。
調印式は日本側は首相官邸で、米国側はワシントンの国務省会議室でそれぞれ行われ、調印者は、日本側が愛知揆一外務大臣、米国側がロジャース国務長官でした。
沖縄返還協定は、琉球諸島及び大東諸島に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定です。祖国復帰運動の高まりを背景に、60年代後半から日米政府間で返還交渉が何度も重ねられました。
しかしその後、米軍基地の存続を認める協定の内容に沖縄県民は不満を表明し、全国的に反対闘争が展開される事態に発展します。


空想特撮シリーズ『帰ってきたウルトラマン』Return Of Ultraman(Ultraman Jack)


差別・人権問題を扱った本作は、ウルトラシリーズの中でも陰惨なエピソードとして有名であり、同作の脚本を手がけた上原氏によれば、当時は局内から 「これは放送してはいけないんじゃないか?」 という批判も多数、あったといいます。

また、内容からTBS側が納品を一度拒否し、編集をやり直したそうです。 番組予告では、リョウの前を少女が泣きながら走るシーンや、街に出た彼に人々が石を投げるシーンがあったものの、本編ではカットされています。

金山とリョウが住むバラックは、河原に実在していたものを、ほぼそのまま使用。

リョウをかばい、市民の前に現れるシーンは、脚本では宇宙人の姿で現れる設定でした。 当初、金山は竹槍で刺されて殺害されるという展開でしたが、TBS側からの要請を受け、警官の発砲シーンが追加されました。

東條監督は、金山が殺害される場面について、 「憎しみの象徴としての残虐性を狙い、竹槍による殺害を考えていた。」 と述べています。 また、大雨の戦闘シーンは監督意向でなく、撮影中、偶然起きたエピソードだそうです。

放送当時、工場の廃液汚染など、公害が社会問題となっていました。 痛烈な風刺の意が込められた本作は、登場するメイツ星人も大気汚染が原因で、本来の力が発揮できない状況が描かれました。 また、集団心理の恐ろしさ、差別や間違った価値観を、ウルトラマンを通じて子どもたちに伝えた作品でした。

最後まで救われなかったリョウに、胸が痛くなるこの作品は、帰ってきたウルトラマンの最高傑作とも言われ、また社会問題として物議を醸しました。30分番組(歌やCMを除けば、正味もっと短い)でこれだけの内容、というのも驚きです。


参考資料:

切通理作
wikipedia:切通理作
『怪獣使いと少年 ウルトラマンの作家たち』(1993年、宝島社): 第33話のサブタイトルを冠した評論集。切通氏の初の単行本。脚本を担当した上原正三氏らへのインタビュー記事が掲載されている。


レビューを読むと、当時の製作陣たちの番組制作に対する真剣な思いが、伝わってきます。未来を託す子供向け番組だからこそ、思いは本気だったのでしょうね。

今からするとトンデモない常識も多かった昭和ですが、こうした大人たちの若者への”熱さ”や”必死さ”は、「我関せず」の現代、希薄になってしまったような…、とも考えさせられます。

また、『空想特撮』というフィルターを通して、自らの思い・理想をぶつけていたようにも、受け取れます。


www.okinawatimes.co.jp

cocreco.kodansha.co.jp

ほか




Tonight's Tune

帰ってきたウルトラマンOP 団次郎とみすず児童合唱団
TBS系特撮番組『帰ってきたウルトラマン』のオープニング曲。
作詞:東京一、作曲:すぎやまこういち。東京一は円谷プロ二代目社長、円谷一さんの別名義です。

王道の、主題歌といったイメージですね。初代の歌に似ている気がするのと、ちょっとサザエさんにも似てると思ったのは私だけでしょうか笑

マニアの間では有名な「戦え!ウルトラマン」という没主題歌があり、団次郎さんが歌入れまでしたものの、ボツになったようです。こちらも、すぎやまこういちさんが作曲しました。

この没曲は、エヴァンゲリオンの作者庵野秀明監督が、アマチュア時代の作品に使用しています。
空想特撮シリーズ『帰ってきたウルトラマン』Return Of Ultraman(Ultraman Jack)





Tonight's Pick(Ad)

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収録原稿は ◎『シン・ウルトラマン』考察。1発殴られたら640倍返し!? 容赦ないスペシウム光線の威力に驚いた!
◎ゴジラ2万t、ガメラ80t、ウルトラマン3万5千t。科学的に適切な体重はどれ?
◎普段は透明で、電気を吸うと姿を現す怪獣ネロンガ。そんな生物が存在し得るのか!?
◎ウルトラセブンはマッハ7で空を飛ぶ。実践すると、衝撃波で悲劇が起こるぞ!
◎巨大化させられたフジ隊員。いったいどんな試練が待っているのか?
◎最終回でウルトラマンを倒したゼットン! 「1兆度の火球」の威力とは!?

電子書籍化にあたり、原稿は大幅に加筆修正しています。
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たしかに、久しぶりに読みたくなりました笑





無事に公開されていました。「スペル星人の回」としても有名な、『ウルトラセブン』第12話「遊星より愛をこめて」のように、封印はされてません。